2021-06-08 第204回国会 参議院 環境委員会 第15号
そうしますと、ホクレンの担当者から資料提供されたものを見ると、肥効調整のためにプラスチック由来のコーティングがなされて商品化されている銘柄というのはたくさんあるんだそうです。実際にこの方が使っていた肥料、これも該当していて、びっくりしたということであります。つまり、肥料の詳細を知らないで使用しているため、使っている認識が現場に全くないということであります。
そうしますと、ホクレンの担当者から資料提供されたものを見ると、肥効調整のためにプラスチック由来のコーティングがなされて商品化されている銘柄というのはたくさんあるんだそうです。実際にこの方が使っていた肥料、これも該当していて、びっくりしたということであります。つまり、肥料の詳細を知らないで使用しているため、使っている認識が現場に全くないということであります。
高くてもそれだけ肥効が、肥料効率があるから買っているのであって、もちろん、農家に聞けば、農機具だって餌だって肥料だって農薬だって、何だって安い方がいいと言いますけれども、それは違うんじゃないかなと。非常におせっかいです。
こういう観点から、この事業は、堆肥の肥効調整でありますとかペレット化といったような新たな堆肥生産技術を用いまして、耕種農家の方のニーズに合った高機能な堆肥生産を行い、耕種地域に供給することによって、広域的に環境保全型農業に取り組むモデル的な地域を育成しようとするものでございます。
したがいまして、肥料取締法といいますのは、基本的にはその品質を保証するための登録、要するに、植物に害を与えない、肥料の効果がある、肥効があるということで、本来安全であるんだけれども、その成分が効かない場合がある、あるいは植物に害を与える可能性もある。
成分が、組成が安定していない限り肥効がばらつくということがありますので、品質保証という面で業者が大変苦しくなるんじゃないかというふうに思います。 油についてはよくわかりません。多分、油をつくるときにどれだけのエネルギーがかかるのかというのが問題じゃないかと思います。 それから、メタンは、全部がメタンになるわけじゃなくて、かなりの量が発酵かすとして残る。
いずれにしましても、過剰な施肥等、農業側からの窒素負荷の軽減を図る必要があるため、これまでも、施肥基準の見直しや土壌診断に基づく適正な施肥指導の推進、肥効調節型肥料の活用などによる環境保全型農業の推進、家畜ふん尿の適切な処理等に努めてきたところであります。今後とも、これらの対策を引き続き実施することによりまして、窒素負荷の軽減を図ることといたしております。
しかし、これは単に環境の負荷の軽減に配慮するだけではなくて、化学肥料や農薬の削減を前提とした農業を持続的に行うわけでございますから、地力の向上あるいは土壌診断、効果の出方を調節した肥効調節型肥料などの利用、あるいはまたきめ細かな発生予察、天敵やフェロモン等の利用等を進めることにより、生産コストの上昇を極力生じないようにしながら収量の確保を行っていくわけでございます。
それから、施肥技術につきましては、作物の養分の吸収パターンに応じまして、肥料成分が効率よく施肥されていくということで、全層にばらまくということではなくて、例えば側条施肥の機械等を使いまして必要なところにきちっと打ち込んでいく、そういう技術でございますとか、肥料の効果を調節するような肥効調節型の肥料がございますので、そういうものを入れていくとか。
三 持続性の高い農業生産方式の普及浸透を図る上で効果の大きい高能率農業機械や天敵農薬・肥効調節型肥料の導入を促進するため、これらを導入する農業者に対する支援策の一層の充実に努めること。 四 持続性の高い農業生産方式は、地域全体で取り組む効果が大きいことから、集団的にこの方式の導入が進むよう支援の充実と誘導策の強化を図ること。
それから、原料とか生産の工程あるいは使われる成分、その形態から見て肥料の有効性、肥効ですね、それから安全性、そういう両面から見て予測し得ないような問題の生ずるおそれが少ないもの、こういうものは、先ほどお話ございましたように、相当きちっとした管理といいますか生産が行われるだろうということで六年ということを考えておるわけでございます。
これは処理水、発生汚泥中に含まれる農業生産に不可欠な肥効分である窒素と燐を活用して地力増進に結びつくような処理を行って、あわせて処理水も、再利用が必要なところでは再利用を図っていくというシステムづくりでございます。
しかし、土壌によっては、殊に畑地においては、投入有機質の肥効、分解を上回る作物の養分吸収によって、それだけでは地力増進が図られない土壌、また場合が多くあります。そのような耕地に対しましては、植物の根の繁茂、生態系の利用による地力増進法もあるわけでございます。殊に牧草の中では、地上に千貫枝葉が繁茂いたしますと、根に同量の千貫の細根を生成させ、地下に豊富な有機質を残す性質を持っているものもございます。
で、今回登録制から外しまして届け出制に移行させます指定配合肥料につきましては、御指摘ございましたように、すでに登録を受けまして、その肥効なりあるいはその安全性ということにつきまして何ら問題のない肥料のみを配合するというものでございますから、事前にそのような確認をするということの必要性がないと、まあこういう意味におきまして二重の登録という弊も避ける観点から届け出制に移行いたしたわけでございます。
○政府委員(小島和義君) 届け出制に移行いたします配合肥料は、その原料とする肥料につきまして肥効なり安全性を登録の形で確認済みのものばかりを単純に配合するものに限っておるわけでございます。
このコンポストにつきましても、質的には稲わら堆肥などと同様の肥効があるという評価があるわけでございますが、同時に、原料として集めておりますごみの種類によりまして成分に相当なばらつきがあるという傾向が見られるわけでございます。
二、土壌反応と農作物への影響、三、土壌反応と肥効の関係、四、土壌反応による植物の選択、五、土壌反応の適正な矯正法、六、土壌有害物質の有無、七、土壌有害物質の鎮圧法、八、土壌成分の状態、九、土壌成分の還元法、十、土壌に応じた施肥の適量、十一、肥料分施の原則、十二、施肥弊害の時期、十三、要素と病虫害の関係、十四、連作障害の対策、十五、果樹類の隔年結果、異常落葉落果の対策などを知らないのであります。
○相沢武彦君 鉱滓を原料とした珪カル肥料のうち、フェロニッケル鉱滓を原料とした珪カルなんですけれども、大阪肥飼料検査所の判定で、フェロニッケル鉱滓はシリカゲルと同じようにほとんど肥効が認められないと、こういう試験結果が発表されましたけれども、販売量が六万六千トンと言われているわけですね。
○相沢武彦君 それでは、関連して別な問題で、肥料の品質問題についてお尋ねをしていきたいと思いますが、肥料の肥効試験については、農林水産省の肥飼料検査所が代表的な試験機関なんですが、巷間言われる欠陥肥料についての監視体制、これは現在どの程度の対応能力を持っているのか。
また、フェロニッケル鉱滓を原料とした珪カルにつきましては、農家段階でこれまた肥効がないというような事実なり話も聞いておりません ただ、ある雑誌に大阪肥飼料検査所の肥効試験成績が出ていまして、それでは余りどうも効かないのではないかというような角度のものがどうも雑誌に載っかっておるようでございます。
重金属などの有害、有毒物質がこれほど大量に含まれていなければ、下水汚泥は屎尿などの濃縮したものでありますから、肥効成分に富んだものでありまして、このことは国とか自治体の実験でもすでに明らかにされておるところであります。
使ってもらうというよりも、汚泥そのものの中には、若干ではございますけれども肥効成分がございますし、さらに最近いろいろ問題になっております有機質を多量に含んでおりますので、土壌の改良をするにはきわめて有望な資源でございます。
それは端的に言えば、化学肥料の肥効が落ちているということになるわけで、そういう点についてはやはり肥料そのものの形態、性質を一そう研究して、施肥技術についても、この際、十分研究が重ねられていかなければいけないんじゃないかということを示していると思います。
土壌の中に含まれている微生物、あるいはバクテリアですね、そういうものがさっきもお話ししたように非常に有効的に活動していって、その肥料の施用の効果——肥効というものを促進していくということになると思うのですけれども、ただ基本的にややもしますと、肥料さえやれが物ができるのだという感覚に現在のところなっているように私は思うのですね。
が、これはいわば栽培試験というかっこうでございますから、そういう試験をやって肥効は確かめております。それから、成分を確かめることと栽培試験ということをいたしております。しかし、その場合に、いま申しましたとおり、確かに銘柄が多いのはあまり好ましくない。
そういう点から当然――西日本の災害、また災害以前におけるところの冷温寡照等により稲の生育が悪かった、そこへ持ってきて急激に高温によって肥料が肥効をあらわし、そして生長が徒長、軟弱のところへ持ってきて災害が見舞い、これを契機として病虫害が異常発生しようとしておる。このものに対して政府が適切な措置をとられることは、私は当然過ぎるほど当然だといわざるを得ません。
したがってわりあいに高いものを入れても、肥効の少ないという場合が非常に多いわけです。ところがもう扱うことがきまってしまうと、そればかりを農協なんかが押しつけてくる。一面において単肥をそれぞれの地質なり、作物に合わせて、生育樹種によって農民が自主的に配合してやるという技術がだんだん失われていく。そういうことをやったほうがはるかに安くて効果がある。